充実したサービスを提供してくれるクレジットカードですが、その種類は豊富で迷ってしまいます。同じ系列の会社でも複数のカードがあり、それぞれ年会費が異なる上、サービス内容も微妙に差があります。
自分のライフスタイルを振り返ると、ベストなカードが見つかるでしょう。
飛行機の利用が多い人は、提携する空港ラウンジ、マイルの還元率、旅行傷害保険、加盟店舗数、ホテルやレストランでの優遇が充実したものを選びたいです。
マイルの獲得を重視する人は、提携している航空会社の多さも気になるかもしれません。
国内はANAとJAL、海外はJALのイメージも強いですが、現在はANAもスターアライアンスに加盟していて、コンチネンタル航空やシンガポール航空などの多くの航空会社でANAのマイルが付きます。
世界には3つのアライアンスがあります。30社近くの航空会社が加盟するスターアライアンスは世界最大グループです。ANAとJALの両方が加盟しているので、海外に関してはそこまでANAとJALの差はありません。
また、両社ともマイル付与率が2倍になる特約店が存在します。ANAは高島屋、松坂屋、コナカ、エネオスなど、JALは大丸、紀伊國屋書店、AOKI、JOMOなど、それぞれ重複せずにライバル会社で分かれています。
いずれにしても、マイルは一般的なカードよりもゴールドカードがお得です。ANAはANA JCBワイドゴールドカード、JALはJAL CLUB-Aゴールドカード、海外はデルタ スカイマイル アメックス・ゴールド・カードです。
特にANAは通常のフライトマイルに加え、ボーナスマイルとして区間マイルが25%もプラスされる魅力的な特典がありますし、エコノミークラスでもゴールドカードの提示でビジネスクラス専用カウンターでチェックインできたりもします。
セキュリティの高さも特筆で、返品、予約のキャンセル、カード不正使用の全てをサポートします。不正行為の多い海外でも安心して使えます。
海外によく行かれる方は、ブランド選びも重要です。世界規模のクレジットカード組織である国際ブランドの大手5ブランドに絞ると、全世界の加盟店数はMaster Card、VISA、ダイナースクラブ、アメリカン・エキスプレス、JCBの順に多いです。
実はMaster CardとVISAという上位2社だけで世界シェアの約80%も占めていますので、海外出張が多い方はどちらかを選ぶことになるでしょう。
地域別の特性ではMaster Cardがヨーロッパ、アフリカ、オセアニアに強い反面、日本は手薄です。三井住友VISAゴールドカードも世界中で使えますが、特に日本には相性が良く、アメリカとアジアも得意としています。
ダイナースクラブカードはヨーロッパ、アメックスはアメリカに加盟店を多く持っており、高級ブランドらしくワンランク上のサービスが期待できますし、最近では格段に世界中で使える店が増えました。
JCBゴールドはかつては「日本だけ」とも言われていますが、世界中で使われ始め、韓国と中国でも浸透しています。そのため、ラウンジカードを決めるときは、基本的にどのカード会社でも損をすることはありません。
また、自動車の利用が多いと、「ETC機能が付加されたカードも欲しい」と考える人が多いです。ETC搭載車に有料道路の利用料金が割引されるようになっています。有料道路を使うたびに高いポイントが還元されるため、ポイントが自動的に貯まっていくのは便利でしょう。
ETCカードはガソリンスタンドでも重宝します。石油会社系列のカードを選べば、給油で割引が適用されることもありますし、思わぬ故障や事故を24時間サポートしてくれるのであれば、頼もしい存在となります。
遠出よりも日常生活でのサービスを期待するのであれば、スーパーやデパートなどの店舗が発行するカードがおすすめです。行きつけの店が発行するカードにすれば、ポイント獲得がスムーズですし、割引以外のサービスも用意しています。
現在は空港ラウンジが無料で使えて、マイルも貯まりやすく、ETC付きのカードも存在しますが、ガソリンまでは安くならないので、必ずしも1枚に集約するのではなく、別カードにしたほうがお得だったりします。
マイルを重視するならANA JCBワイドゴールドカードやJAL CLUB-Aゴールドカードがおすすめできます。
ただし、海外の空港ラウンジはホノルルや仁川国際空港しか利用できませんので、空港ラウンジの提携数に特化するのであれば、別のカードを選びたいです。
全世界の空港ラウンジを無料で利用したい人は、セゾン・プラチナ・ビジネス・アメックス・カードかMUFGカード・プラチナ・アメックス・カードがおすすめでしょう。
この2つは世界100ヶ国以上、600ヶ所以上の空港ラウンジが無料で使えるプライオリティパスが付いてくる数少ないカードです。プライオリティパスは通常は年間399ドルかかりますが、この2つのカードの年会費は21,000円ですので、それだけですでにお得だったりもします。
海外と国内の傷害保険も5,000万円以上、カードの盗難や紛失の緊急事態も安心、海外での日本語ヘルプセンターも充実しています。
海外と国内を飛行機で移動することが多い人を例に挙げると、「海外に行くたび保険に入るのはめんどくさい」や「国内外で空港ラウンジを利用したい」という要望に全て答えられます。
国内空港はゴールドカードでOK
ゴールドカードの審査基準